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  2. 技術紹介

技術概要

通常の銅合金条やステンレス条へのめっきと同じ特性のNi/Cu/Sn各種めっきが連続フープめっき加工で可能となりました。
(フラットなプレス加工品への連続フープめっきも可能)

アルミ素材への連続フープめっき ピンホールの少ない密着・接着性の高いめっき

全面めっき

銅合金、ステンレス、鉄などを主な素材として その全体にニッケル、銅、スズ、スズ銅などをめっき加工します。 スズめっきにはウィスカー対策としてリフロー加工処理も行なえます。

部分めっき

機能的にある特定の部位だけに機能を付加するための部分的なめっき加工です。
「東電化」は独自のテープマスキングの技術により高精度な部分めっき処理を可能としています。

対応素材

銅合金、ステンレス、鉄系、アルミ合金を素材としたフープ・コイル条
フラットな形状の1次抜きプレス品(リール巻き等)
ワイヤー丸線・角線・平角線(ボビントラバース巻き等)

めっき加工一覧

めっき種類 液種/組成 仕様
ニッケル(Ni) スルファミン酸浴/99.9% Ni 半光沢
銅(Cu) シアン化浴╱電気銅 -
錫(Sn) 有機酸浴╱99.99%Sn 半光沢+光沢

上記を組合せての多様なめっき加工
錫(Sn)めっき後にはウィスカー対策としてリフロー加熱処理加工も可能

めっき加工後、おもに使用される用途

  • 携帯用捕強板
  • 自動車用ブレーキ制御端子部品
  • 携帯用ボタンスイッチ
  • 電気自動車用電池端子
  • スイッチ接点向け部品等
  • デジカメ用端子等
  • 携帯向けシールドフィルター用
  • 空気清浄機向け端子等
  • 小型振動モーター用接点等
  • その他電池関連他
  • その他車載接点端子等
  • 自動車用バスバー部材

検査・測定、分析機器

機器名称 メーカー 型式 用途
画像寸法測定器 キーエンス IM-7500 表面寸法測定
蛍光X線式膜厚計 ㈱日立ハイテクサイエンス FT110A めっき膜厚測定
投影機 ㈱ミツトヨ PJ-A3010F-200 めっき位置測定
恒温恒湿器 星和理工 H110K-40DO5 変色劣化試験
ホットプレート 自社製 AD-T-601 加熱試験
セラミックホットプレート アズワン CHP-170DF 加熱試験
光沢度計 GAM Model.144 光沢度測定
半田槽 太陽電機産業㈱ POT100C 半田濡れ性試験
デジタルマイクロスコープ ㈱キーエンス VHX1000 表面拡大分析
塩水噴霧試験機 スガ試験機 CASSER-ISO-3 耐食性試験
ICP発光分光分析装置 ㈱日立ハイテクサイエンス SPS7800 めっき液分析
オージェ分析 外注委託 被膜元素測定